あゝ、なつかしの遊園地
休日とか連休、ゴールデンウィークや夏休みなど、どこかおすすめの遊園地とかないかな~と思ったとき、決まって出てくるのが東京ディズニーランドやUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)。けれど、これらの2大テーマパークに押され、かつ少子化の影響で、かなりの数の遊園地が閉園または閉園の危機に立たされている。そんなわけで、今回は関西にかつてあった、あるいは今も生き残っている遊園地をちらほら紹介してみようと思う。
・近鉄玉手山遊園地(1998年5月31日閉園)
近鉄河内国分駅から徒歩20分、近鉄道明寺駅から徒歩15分と不便な上、遊園地の目玉が日本一の長さのすべり台だったり、とにかく絶叫マシンもないB級アトラクションしかなく、西日本最古の遊園地と呼ぶにはちょっと苦しかったかも…探偵!ナイトスクープでパラダイスとして紹介されていたくらいだしね。(^_^;)
跡地は現在、柏原市立玉手山公園として開放されている。
・さやま遊園(2000年4月1日閉園)
南海の狭山遊園前駅(現在の大阪狭山市駅)が最寄で、交通は便利だったけど、やはりアトラクションはしょぼかったな…絶叫系よりスケートリンクのほうがはやってたような気がするので、スケートリンクだけでも残せばよかったんじゃないかな。跡地はマンションなど、普通の住宅地になっている。
・びわ湖タワー(2001年8月31日閉園)
ここは何といっても、イーゴス108という、完成当時(1992年)世界最大の観覧車として有名で、これがすべてといっても過言ではない遊園地だった。イーゴスの名の由来が「スゴーイ」を逆さまに読んだだけというのは割りと有名な話だけど。(^_^;) 跡地はショッピングセンターなどに変わったが、イーゴス108だけは解体されずに残っていて、今年にも営業再開のウワサがある。
・伏見桃山城キャッスルランド(2003年1月31日閉園)
バーチャル秀吉が出迎えてくれる大阪城よりさらに怪しい、RC造のなんちゃって天守閣を持つ伏見桃山城をメインにした遊園地。そもそも、天守閣の場所も外見も、史実とは全然異なっとるし。(-_-;) しかし、中身のコンクリートっぽいところに目をつぶれば、外観は立派な天守閣なので、閉園後に整備された公園ともに現在も残っている。
・甲子園阪神パーク(2003年3月31日閉園)
レオポンという、ヒョウとライオンの合いの子の珍獣を飼育していたイメージしかないなぁ。あとはデラックスプールとか。波のあるプールがあってよかったと思うんだけど、甲子園球場に来た客の暇つぶし施設のような存在で、USJに人が流れるのも無理はなかった。現在跡地は、ショッピングモールのららぽーと甲子園になっている。
・宝塚ファミリーランド(2003年4月7日閉園)
ここは何度も訪れた経験があるので、閉園になると聞いたときはマジでがっかりだった。スペースコースターは小学校のときよく乗ってたしね。動物園も、規模が小さいながらもなかなかよかったと思うのだが。跡地は宝塚ガーデンフィールズという、有料の英国庭園やドッグパークなどが入った娯楽施設になっていて、宝塚ファミリーランド時代の遊戯施設は、メリーゴーランドだけが今も残されている。
・近鉄あやめ池遊園地(2004年6月6日閉園)
奈良市のあやめ池という池の周りに遊園地を作っていたので、この名前がある。現在存続の危機にあるOSK日本歌劇団の本拠地も、元々はこのあやめ池遊園地内の円形大劇場にあった。絶叫系もない割と普通の遊園地だったのだが、ここも経営危機に…跡地は、近大付属小学校や幼稚園になる予定。
・神戸ポートピアランド(2006年3月31日閉園)
ここも何度か遊びに行ったことのある、懐かしい遊園地。1981年の神戸ポートアイランド博覧会のときに出来た遊園地で、BMRやフライングカーペットなど絶叫系の乗り物がたくさんあり、どちらかというとエキスポランドに近いタイプだった。跡地は、スウェーデン家具でおなじみのイケアが関西初出店する予定。
・奈良ドリームランド(2006年8月31日閉園)
なんちゃってディズニーランド、日本の北京石景山遊園地、といってもいい遊園地だ。しかし、模倣は模倣、本家の東京ディズニーランドが開園すると、たちまち存在は薄くなってしまった。そもそも場所が悪いし、遊戯施設も老朽化していたりで、経営は苦しかったと思われる。跡地は、奈良市が文化観光集客都市を目指す目的で、マイカーを置いてバスで観光してもらうためのパークアンドライド用の駐車場として整備する予定。
・フェスティバルゲート(2007年7月31日営業終了)
第3セクターとはいえ、実質公営遊園地だったその典型ともいえるのが、このフェスティバルゲート(略して、フェスゲ)。最初は「デルビス・ザ・コースター」のように建物を貫くジェットコースターなどの斬新さから結構来客を集めていたものの、ターミナルのある天王寺からさらに一駅という中途半端な場所にあることも手伝って人気は下降線、大阪市の地下鉄構内での必死の来場を促す看板設置もむなしく、営業は終了してしまった。現在跡地は約8億円という評価額で、売却のための入札受付中。
・エキスポランド(休園中)
このブログでも書いたが、あの事故により来園者が激減。テコ入れ策として遊戯を入れ替えるため休園し、絶叫系を一部撤去する予定。なんか前途多難やなぁ。残念だけど、営業再開しても、あと5年持つかどうか…
・スカイランドいこま(近鉄生駒山上遊園地。2003年から冬季休園に)
利用客が激減しており、生駒山の頂上付近にあるという立地の悪さもあって、閉園のウワサが絶えない。ここには日本最古の遊戯施設である飛行塔があってほのぼのとした感のある遊園地だが、ウルトラツイスターとスカイループの2大絶叫コースターが最近撤去されてしまい、この先どうなるんやろうという不安がよぎる。
だがしかし!
少子化やテーマパークもなんのその、大健闘している遊園地も未だに健在なのだ。それが、以下の遊園地だったりする。
おなじみ、ひらパー。関西ではUSJに次ぐ来園者数を誇り(といっても、120万人程度だけど…)、関西に残る数少ない大規模遊園地になってしまった。JRでも阪急でも行くことが出来ず、京阪の、それも特急ではなく枚方公園駅に停車する急行に乗らないといけないという中途半端なロケーションにもかかわらず、大健闘、今も名高いひらかた大菊人形をはじめ、屋外スケートリンクのアイススクエア、ひらパーのメインキャラであるピピンくんの哀愁漂うCMなど、これは行ってみたい!と思わせる遊園地だろう。(^_^;)
ひらかたパークとともに、関西に残る大規模遊園地。冬季は点検のため毎年休園しているが、交通のアクセスもよく、西日本最古のジェットコースターや、柵のない自然な動物園など、非常に魅力的な施設を持っているのが特徴。
甲子園の48倍の面積に、サファリパークや絶叫マシーン、プールなどが集まっていて、娯楽設備としては充実度は抜群。ルスツリゾートやサホロリゾートなど、北海道のリゾートの雄である加森観光が運営。
サファリパークの動物園、イルカやシャチなどのいる水族館、絶叫系コースターなどのある遊園地を合わせ持つ。和歌山の南紀白浜というリゾート地をフルに生かし、集客に成功している数少ない自然系テーマパーク。
神戸のハーバーランドにある、海に面した小規模遊園地。ガラス張りのシースルーゴンドラを有する大観覧車、ミニコースターなど、ホントに小さいながらも楽しめる乗り物がコンパクトにまとまっている。
和歌山市内にある海洋リゾート、和歌山マリーナシティ内にある遊園地。地方博としては数少ない成功例と言われる1994年の世界リゾート博の施設をそのまま受け継ぎ、ヨーロッパの街並みを忠実に再現した設備と、急流すべりやぐるぐるコースターなどで人気の高いアミューズメントゾーンを抱え人気は衰えない。
元々は東条湖ランドというれっきとした遊園地だったが、こちらも少子化などの影響で2000年5月28日閉園。その跡地の設備を、閉園した遊園地の再生で名高い株式会社おもちゃ王国とフランチャイズ契約を結び、閉園の2ヵ月後にリニューアルオープン。小規模で、カップルなどではなく幼い子供のいるファミリー層に特化し、幼児のいる家族が安心して遊べる場所として、順調な経営振り。ただ、リニューアル前からある関西最大級のプール・アカプルコは今も健在。
関西では数少なくなったB級遊園地。カーレーターという怪しいゴンドラ、落下防止柵のないスリルあふれる観光リフト、今どき珍しい回転する展望台など、探偵!ナイトスクープでもおなじみだったパラダイスそのものが楽しめる。設備がいい具合に老朽化しており、全く別な意味でハラハラドキドキが楽しめる遊園地かもしれん。(-_-;)
家族やカップルなど、誰でも楽しめる遊園地がまだ関西にもこんだけ残ってるのは嬉しい。
でも、あと5年経ったら、どのくらい残ってるのかが気になるな…(ーー;)
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